メッセージ

代表メッセージ

仕事は自ら創るもの

22歳で独立し、30歳で株式会社錦江を設立してから、一貫して大切にしてきたことがあります。それは「仕事は自ら創るもの」という考え方です。
若い頃、反面教師となる師匠に出会いました。その経験から学んだのは、与えられるのを待つのではなく、自分で考え、自分で行動することの大切さ。阪神・淡路大震災では廃業も考えましたが、多くの方々の支援に支えられ、「何とかなる」を信じてコツコツと積み重ねてきました。
昔から言うように、一期一会。人との繋がりを大事にしてきたからこそ、今があります。関東進出も、次世代足場の開発も、すべては人とのご縁から生まれました。
私たちが目指すのは、小さな仕事から大きな仕事まで、どんな現場でも対応できるプロの職人集団です。新しいことに挑戦しながらも、基本に忠実であること。当たり前のことを当たり前にやり続けること。これが私たちの強みです。
人は財産。ご縁を大切に、一緒に成長していける仲間を求めています。

代表取締役 山﨑 陽一

代表インタビュー

実は私、最初からこの業界にいたわけじゃないんです。鹿児島から神戸に出てきて、鹿児島から神戸に出てきて、ゴム製品を扱う企業でサラリーマンをしていました。ただ、4年ほどでクビになってしまって。そこから22歳で独立し、30歳で株式会社錦江を設立しました。

独立してすぐの頃、師匠と呼べる人がいました。ただその方は、朝から酒を飲んで仕事をしない。「こんな風にはなりたくない」と強く思ったんです。でもそれが逆に良かった。全部自分でやらせてもらえたから、仕事を早く覚えることができた。まさに反面教師でしたね。その経験から学んだのは、「仕事は自ら創るもの」ということ。自分で考え、自分で行動する。与えられるのを待つのではなく、自分から提案していく。これが私の原点です。


創業期は、仕事を選ばなかった。とび工事は本来、体一つの手間受けが多いんですが、「体だけではこの先ない」と感じて、関西で初めて資材も持つスタイルを始めました。前例がない中での挑戦でしたが、一式で持っていく方が使い勝手がいい。浸透するまで時間はかかりましたが、今ではこれが主流になっています。
仲間は学生時代の遊び仲間。経験はゼロでしたが、「一緒にやろうよ」と声をかけて、全員を育てていきました。

会社にとって最大のターニングポイントは阪神・淡路大震災でした。正直、もうやめようと思いました。阪神高速道路の復旧で月に4,000人もの職人を出していましたが、役所も民間も混乱していて、お金が入ってくる目途が立たなかった。半年ほどその状態が続いて、「もうもたない」と。でも、金融機関をはじめ、多くの人が支援してくれた。コツコツやっていれば本当に乗り切れるんです。「何とかなる」これが私の口癖です。


もう一つの大きな転機は関東進出です。これも「人に恵まれた」の一言に尽きます。取引先の大手さんが東京本社に戻る際、「こっちにも出てこい」と声をかけてくれて。今では関東に三つの自社センターがあります。全部自社物件です。人との繋がりがあってこそですね。


一番の思い出は、ハーバーハイウェイの工事ですね。ポートアイランドから六甲アイランドまで8キロ。「本当に1社でできるのか」と思いましたが、「なせばなる、やってみよう」と。8キロ全部やりきりました。あれは震災の前、今から30年ぐらい前のことです。

昔から言うように、一期一会。人との繋がりを大事にしてきたからこそ、事業の幅も広がりました。必要とされる人になろう、信頼を得ようと。これがうちの理念なんです。

うちの強みは、小さいものから大きいものまで全部できること。「これはできない」というのは、プロとして許されない。だから民間も公共も両方やる。一つに特化すると偏った仕事になりますから。
今、特に力を入れているのが次世代足場の開発です。現場の生産性を重視して、誰でも使いやすいシステムを作っている。従来なら一人前になるのに10年、20年かかりますが、少し経験があればできるようにシステム化を進めています。
商品開発は、正直、道楽みたいなものです(笑)。他のメーカーにできないようなものを作りたい。一つの製品を世の中に出すのに4~5年かかりますが、失敗の繰り返しこそが、いいものを作る鍵なんです。ベトナムに工場を持っていて、そこで試作品を作っては改善する。まずやってみる、このスタンスです。


ただ、新しいことに挑戦しても、基本は絶対に忘れてはいけない。地に足のついた施工とは、基本に忠実であること。パートナー企業との打ち合わせを着工から引き渡しまでしっかりやる。施工管理の腕一つで仕事の善し悪しが決まりますから。規模の大きい現場では3年間ずっと専任の管理者をつける。これは他社ではなかなかできないことです。
社員にはいつも「頭を使え」と言っています。次の仕事をいただくには、良い点・悪い点を反省して、クレームをほったらかしにしない。当たり前のことを当たり前にやる。珍しいことは何もしていません。


求める人材は、やる気がある人。目標を持っている人。自分で考えて行動できる人。施工管理の仕事では、お金の計算もできないと任せられません。体力だけではなく、頭も使える人が必要なんです。
人は財産です。うちには30年、40年と勤めている人もたくさんいます。今の課題は若返りですが、どんな背景を持つ人でも、やる気があれば受け入れて育てていく。それがうちのやり方です。


神戸に軸足を置きながら、関東も視野に入れている。市場が大きいですから。そして今、開発中の製品が世に出たら、私はいつでもバトンを渡せる。誰がやってもできるように、飯の種を作っておく。それが私の最後の仕事だと思っています。
見られたいとか、そういうのじゃない。実力をつけて、必要とされる集団になる。それがうちの目指すところです。